東京おもちゃ美術館は、新宿区にある「市民立」の美術館として知られ、「一口館長制度」と呼ばれる市民の寄付と、「おもちゃ学芸員」と呼ばれるボランティアスタッフが時間を寄付することで成り立つミュージアムです。この美術館は、赤ちゃんからお年寄りに至るまでの多くの世代にとって楽しめるミュージアムを目指していることが特徴で、親も子供も一緒になって遊べるように、グッド・トイやおもちゃ学芸員が来館者を迎えます。
「見る・作る・かりて遊ぶ」といった3機能を備えている美術館として愛されていて、伝承の遊びを通して文化や日本人の知恵を次の世代に語り継ぐ役割も果たしています。
木に囲まれた空間で木の温もりに触れていると、大人も思わず子供のような感覚になり、木のすべり台などで遊べば皆が笑顔になれます。半年の間有効なパスポートもあり、子供は1600円、中学生以上の大人は2200円で利用できますが、新宿区民の方は200円の割引で購入することができます。
近くには、春の桜や秋の菊を楽しめる新宿御苑もあり、散歩などを楽しむことにも適している心地よい美術館として人気が集まっています。