新宿のおすすめスポット『新宿御苑』東京のオアシス

《PR》

新宿御苑 新宿御苑

高層ビルが立ち並ぶ新宿にも、緑を感じることができるオアシス的なおすすめスポットがあります。

それは、新宿御苑です。

新宿区内藤町にある新宿御苑。
新宿駅南口からは徒歩で10分、西武新宿駅からは徒歩で15分でアクセスできます。

JR新宿駅から徒歩10分、JR千駄ヶ谷駅・地下鉄新宿三丁目駅・新宿御苑前駅から徒歩5分の距離にありながら、一歩足を踏み入れると、東京の中心地・新宿とは思えないような、緑豊かな敷地が広がっています。

新宿御苑は東京のオアシス

江戸時代に武家屋敷だった場所で、1949年に国民公園として一般公開されました。都心で自然を楽しみたい人々に人気の休息スポットです。

新宿駅から歩いて10分程の場所にあるにもかかわらず、緑が気持ち良い歩道と季節の花が咲き誇る散歩コースになっています。園内では街の喧騒の代わりに、鳥の声が聞こえてきます。

新宿御苑には、広々とした芝生と静かな木立のほか、日本庭園、整形式庭園、風景式庭園という3つの特徴ある庭園があります。春には約千本の桜が公園をピンク色に染めます。秋には見事な紅葉が楽しめます。庭園と温室にはいろいろな植物が植樹されています。新宿御苑は季節を問わず楽しめるスポットです。

新宿御苑

新宿御苑の四季

公園とはいえ一般200円、小・中学生50円と入場料がかかりますが、その分、芝生や草花、樹木がしっかりきれいに管理されています。どの季節に行っても、見頃の植物が必ずあり、美しい姿で出迎えてくれるのが嬉しいところです。

特に春は、園内にある約65種1100本の桜が咲き誇る、都内のお花見スポットとしても有名で、ソメイヨシノが満期になる頃には、多くのお花見客で賑わいます。

園内には1万本以上の樹木が繁っており、日本に初めて持ち込まれたプラタナスやユリノキなどの巨木があります。約1300本の桜もあり、春には花を愛でることができます。
菊の栽培も行われており、秋には菊花壇を観賞できます。なお、菊栽培所の立ち入りは禁止です。バラ花壇もあり、10月中旬から11月下旬にかけて秋バラが見頃を迎えます。
絶滅危惧種の保全も行われており、ハナシノブやムニンツツジなどが栽培されています。

パークボランティアによるガイドウォークも行われています。

春のみどころ

新宿御苑 春のみどころ

色とりどりの花々が、いっせいに咲きはじめる季節。
日ざしのあたたかさとともに、つぼみを開き始めた木々や草花。
こちらから、あちらから、春のたよりに耳をすませてみましょう。
新宿御苑の春は駆け足でやってきます。

春の特別開園

3月末頃~4月末頃

新宿御苑の桜は、明治39年(1906)に日本初の本格的な西洋庭園として誕生し、皇室行事「観桜会」の会場として全国から桜を収集した歴史があります。
当時植栽された希少品種をはじめ、鑑賞品種の八重桜を中心に、約65種1000本の桜が楽しめます。
1月中旬の寒桜をトップバッターに、3月下旬にはソメイヨシノなどの一重咲き種、4月には一葉などの八重咲き種と、いろいろな種類の桜が次々にみごろをむかえ、約1か月の長い期間花を鑑賞できます。

【3月】

サクラ(染井吉野など)、ツバキ、ハクモクレン、ハナモモ“源平”、ボケなど

【4月】

八重桜(一葉など)、オオアマナ類、ツツジ、ハナミズキ、ハンカチノキなど

【5月】

ユリノキ、サツキ、トチノキ、バラ、ホオノキなど

夏のみどころ

夏のみどころ 新宿御苑

木々の萌える季節。
開き始めた木々の葉の緑がいっそう鮮やかに空にのびてゆきます。
あたたかな太陽を受けて咲く花々。
芝生の上を飛びまわるトンボにセミのコーラスがにぎやかです。
御苑の夏は自然の息吹とともにやってきます。

【6月】

アジサイ類、アメリカキササゲ、クチナシ、ナツツバキ、ハンゲショウなど

【7月】

タイサンボク、アガパンサス、オニユリ、サガリバナ、ムクゲなど

【8月】

サルスベリ、キョウチクトウ、ナンバンギセル、熱帯性スイレン、ミナヅキなど

秋のみどころ

新宿御苑 秋のみどころ

風のながれに涼しさを感じはじめる季節。
夏の太陽をうけて、枝いっぱいに茂った木々の葉がさまざまに色づき始めます。
夏の喧噪をこえて、ひときわしずかに咲く花々。
御苑の秋は自然のもつ表現力の豊かさに彩られます。

菊花壇展

11月初め~中頃

新宿御苑の菊は、明治37年(1904)より皇室行事「観菊会」の展示品種の栽培を開始し、昭和4年より会場となった歴史があります。大正から昭和にかけては、パレスガーデンとして広く世界に知られるようになりました。
回遊式の日本庭園内に上家(うわや)といわれる建物を設け、特色あふれる花々を独自の様式を基調に飾り付けた、皇室の伝統を受け継ぐ菊花壇展です。

【9月】

ヒガンバナ、ススキ、タイワンホトトギス、ツルボ、ハギなど

【10月】

バラ、キンモクセイ、サザンカ、サクラ(十月桜など)、チャノキなど

【11月】

菊花壇展、カンツバキ、紅葉(イチョウ、プラタナスなど)、ツワブキなど

冬のみどころ

新宿御苑 冬のみどころ

葉を落とした枝に力強さを感じる季節。
眠りにつく中でふくらみつづける木々の芽。ひだまりの中でつぼみを開きはじめる花々。
羽をやすめる冬鳥たちの声がひときわにぎやかに園内に響き渡ります。
御苑の冬は春にむかってゆっくりとすすんでゆきます。

洋らん展

11月末~12月初め頃

新宿御苑の洋ランは、皇室庭園時代の大正から昭和の初めにかけて栽培研究が行われ、御苑独自の品種を多数作出した歴史があります。
日本の温室園芸の先駆的役割を果たしてきた温室で、愛好家からの応募作品や新宿御苑で栽培する洋ランを展示します。

森の薪能

かがり火の中で、よりすぐられた演者・演目による格調高い能舞台が作り出す幽玄の世界を楽しむ伝統芸能のイベントです。

【12月】

洋ラン、紅葉(カエデ、ハナノキなど)、スイセン類、ビワなど

【1月】

スイセン類、サクラ(寒桜など)、フクジュソウ、洋ラン、ロウバイ類など

【2月】

ウメ、サクラ(河津桜など)、サンシュユ、ヒスイカズラ、マンサクなど

新宿御苑の庭園

もともと皇室の庭園だったことから、皇室ゆかりの歴史的建造物や、近代西洋庭園、日本庭園など、様々な様式の建物や庭園を楽しむことができるのもポイントです。園内を散策しているだけで、ちょっとした旅をしているような気分が味わえます。

特色あふれる庭園様式

広さ58.3ヘクタール、周囲3.5kmの園内に、ヨーロッパ式の風景式庭園と整形式庭園、日本庭園を巧みに組み合わせています。
日本における近代西洋庭園の名園といわれ、特色あふれる様式の庭園が楽しめます。

新宿御苑の庭園

風景式庭園

ゆったりと広がる芝生と、自然のままにのびのび育った巨樹が特徴の庭園です。新宿門から整形式庭園へまっすぐのびた、見通し線(ビスタライン)の中央には、御苑のシンボルツリー・高さ30mをこえるユリノキが高くそびえています。

日本庭園

ゆるやかな池の流れに沿った、池泉回遊式の庭園です。
古くは鴨場として作られ、昭和のはじめに日本庭園として改装されました。
11月には皇室ゆかりの菊花壇展が開催されます。

玉藻池

江戸時代の内藤家の屋敷跡の面影をとどめる庭園です。
現在の大木戸休憩所には、御殿が建てられ、池、谷、築山をしつらえた景勝地「玉川園」が造られたといわれています。

整形式庭園

110種類約500株の特色あふれる花々が咲き誇るバラ花壇を中央に、左右対称に計約160本のプラタナスを4列の並木にデザインした庭園です。

母と子の森

都会に住む子どもたちが自然とのふれあいを楽しみ、豊かな感性と自然への関心を育むために、昭和60年(1985)に造られた自然観察フィールドです。
身近な木々や草花、昆虫などとのふれあいが楽しめます。

温室

明治8年(1875)に建てられたガラス張りの温室がルーツで、平成24年(2012)に絶滅危惧種の保存・展示を行う環境配慮型の温室となりました。
熱帯・亜熱帯の植物を中心に約2700種を栽培しています。
11月には洋ラン展が開催されます。

新宿御苑の歴史建造物

新宿御苑の庭園

旧洋館御休所 (きゅうようかんごきゅうしょ)

天皇や皇族が新宿御苑内の温室を鑑賞する際の休憩所として明治29年(1896)に創建されました。大正13年(1924)に現在の規模になり、クラブハウスとして使用されました。
建物は宮内省匠寮により設計され、アメリカの建築様式スティック・スタイルを基調としています。
(平成13年(2001)重要文化財(建築)指定)

旧御凉亭 (きゅうごりょうてい)

皇太子(後の昭和天皇)の御成婚記念として昭和2年(1927)に献上された建物です。中国ビンナン建築様式の特徴を取り入れた、日本にある数少ない本格的中国風建築です。
設計者の建築家・森山松之助は「水の上に立つ御休息所」「夏の御散策の際に涼をとる建物」と設計意図を語っています。

旧温室の遺構

明治26年(1893)から大正3年(1914)にかけて建てられた初期の温室の遺構で、平成22年(2010)の埋蔵物発掘調査で出土しました。
温室の一番東側の基礎部分で、基礎石部分の上に切石、さらに煉瓦が積まれた構造をしていました。

旧門衛所(旧新宿門衛所、旧大木戸門衛所)

昭和2年(1927)に建てられた門衛所です。
当時の独特のデザイン性や、御苑の歴史的・景観的価値が評価されている建造物です。

擬木橋 (ぎぼくばし)

明治37年(1904)のセントルイス万博で展示されていたものを輸入し、フランス人技師が設営工事を行い、明治38年に完成しました。日本初の木を模した欄干といわれています。

新宿御苑で一休み

新宿でのお買い物やお出かけの途中、街の喧騒に疲れたら、ちょっと足を延ばして新宿御苑で一休みするのもいいかもしれません。

レジャーシートにちょっとしたおやつやお弁当、飲み物を持っていけば、都心でも気軽にピクニックを楽しむことができます。週末には、緑を感じてリラックスする家族連れやカップル、グループで賑わいます。

園内にはカフェレストランや茶室もあり、食事やドリンクをいただきながら、窓越しに緑を眺めつつゆったりとした時間を楽しむことができます。いつもと一味違うカフェタイムを過ごしたい方には、穴場と言えるかもしれません。

新宿御苑の歴史

江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があったこの地に、新宿御苑が誕生したのは明治39年のことです。皇室の庭園として造られましたが、戦後、国民公園となり、多くの方に親しまれてきました。広さ58.3ha、周囲3.5kmの庭園には、プラタナス並木が美しい整形式庭園などがあります。また、数少ないわが国の風景式庭園の名作とされています。

この場所には江戸時代には内藤家の屋敷がありました。明治39年に開園し、当初は皇室の庭園でしたが終戦後に国民公園となり開放されました。
面積は58.3ヘクタールで、フランス式整形庭園やイギリス風景式庭園、日本庭園などが組み合わされています。

新宿御苑の概要

住所 東京都新宿区内藤町11
交通アクセス 【電車】東京メトロ新宿御苑前駅から徒歩5分 【車】首都高速道路4号新宿線外苑出口から約10分
予約 事前予約になる場合がありますので、公式サイトをご確認下さい
営業期間 通年
営業時間 9:00~16:00 16:30閉園
季節により変動あり
定休日 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)。3月25日~4月24日までと11月1日~15日までは月曜も休まず開園
駐車場 205台  普通自動車(200台)600円/2時間(以降200円/30分)、大型車(5台)2200円/1時間(以降550円/30分)
入園者料金
料金 入園料 一般500円、65歳以上・学生(高校生以上)250円、中学生以下無料 ※要証明書提示
電話番号 03-3350-0151 サービスセンター
公式ホームページ 公式ホームページ

新宿の桜・お花見を楽しむならここ!

出典:一般財団法人国民公園協会